太陽電池が、”太陽の光(エネルギー)”を”電気”に変換。
太陽光発電システムの中心になっているのが、太陽電池です。
太陽電池は太陽光(エネルギー)を吸収して、直接電気に変えるエネルギー変換機。
シリコンなどの半導体で作られており、この半導体に光が当たると日射強度に比例して発電することができます。
創った電気は、そのまま家庭用電力として使用。
太陽光発電は、太陽電池を用いて、太陽のエネルギーを直接、家庭で使える電気に変換する発電システムです。
普段は、スイッチ操作もメンテナンスもほとんど不要。
手間をかけずに発電・売電できます。
オール電化
ご家庭の熱源を全て電気に切り替えること。
太陽光発電システムと組み合わせることで、月々の光熱費を大幅に削減することができる。また、省エネ商品も多いことも光熱費削減に役立ち、CO2排出量も少なく、地球環境へやさしい。
接続箱
太陽電池モジュールで発電した直流電力をパワーコンディショナーに供給する機器。
太陽電池モジュール(太陽光パネル)
太陽光発電システムの青や黒のパネルのこと。太陽の光を電力に変換することが出来る。
多結晶モジュール
住宅用として最も一般的なモジュール。小さな結晶の集まりから出来ているため、表面に模様があり、青色である。
単結晶モジュール
多結晶モジュールに比べ、モジュール変換効率が高く、たくさんの電力を作ることができる。モジュール表面に模様が無く、黒色である。
電力変換効率
太陽電池モジュールで作った「直流電力」をどれだけ「交流電力」に変換効率できるか、パワーコンディショナーの性能を数値化したもの。数値が高ければ高いほど、作った電力を無駄なく使える。
パワーコンディショナー
太陽電池モジュールで作られる「直流電力」とご家庭で使える「交流電力」。この直流電力を変換して、ご家庭で使える交流電力に変換する機器。
余剰電力
ご家庭での発電が消費を上回り、余った電力のこと。
HEMS(ヘムス)
HEMSとは、家庭内のエネルギー管理システムのこと。
HEMSと聞くと家庭内の消費電力を室内のディスプレイで表示する装置を想像される方が多いかもしれませんが、実際は、エネルギー管理システム全体を意味するものです。
HEMSにより電力の使用を効率化でき、節電やCO2削減に役立ちエコロジーと居住快適性を実現する為の技術です。
発電量はどれくらいがいいの?
年間消費電力の9-7割の能力が、選定の目安となります。
親子4人の平均的なご家庭の1年間の消費電力を基準に、気象条件などのリスクを考えながら、その9-7割をカバーできるシステム容量が目安です。
【一般平均家庭の1年の消費電力=5.650kWh×90%=5.85kWh→1年間に5.000kWh程度発電できるシステムが理想】
年間5.000kWhの発電なら太陽電池モジュール20枚程度がベストです。
太陽光電池は蓄電できるの?
太陽電池は太陽光により発電しますが、太陽電池自体に蓄電能力はありません。
曇りの日や雨の日も発電するの?積雪の場合は?
晴れの日よりは少ないながらも発電します。
曇りでは晴天の1/3~1/10
雨天では1/5~1/20
積雪の場合は、太陽電池の発電量は期待できません。
雷が落ちやすくなる?
太陽電池だからといって、雷が落ちやすくなるということはありません。
変換効率って?
変換効率とは、太陽電池が受けた光エネルギーを電気エネルギーに変換する割合を示すもの。
太陽光は晴天時において地上で最大1kw/㎡のエネルギーがあり、日射強度の標準としています。例えば変換効率が10%とは、このエネルギーを1㎡の太陽電池に照射したとき、太陽電池の発電電力が100Wとなることを意味します。
雨漏りは大丈夫?
メーカー規定施工であれば、雨漏りの心配はありません。
システム導入後、毎日の操作は必要?
太陽光発電システムは日の出とともに自動的に運転を開始し、日の入りとともに自動的に停止するので、面倒な操作は不要です。
日常の点検はどのようにするの?
発電量を確認するだけで充分です。
停電のときはどうなるの?
停電になってもパワーコンディショナーの自立運転機能により、太陽光が当たっていれば系統と完全に切り離した上で、電力が使用できます。
系統連系システムの場合、太陽光発電システムは系統から切り離されます。系統が復旧した場合、太陽光発電システムは5分間の待機の後、自動的に系統に連系されます。手動または自動により自立運転に切り替えるシステムの場合、太陽光発電システムが発電状態であれば、日射強度に応じた発電電力が使用できます。